元号(年号)は意味がないから廃止して、西暦に統一した方が良い?

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世界ではその年を表す数字として「西暦」を使う事が多いですが、日本にはそれとは別に「元号(年号)」というものがあります。

例えば今現在で言えば、「平成」が元号となります。一つ前は、もちろん「昭和」となります。

これは日本独自のもので、日本しか使っていないものです。「文化」と言ってもいいくらいに歴史のあるものなのですが、その「実用性」を巡って「元号廃止論」が出る事もあります。

果たして日本の使っている「元号」には意味がないから廃止した方が良いのでしょうか?

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元号(年号)は廃止した方が良い?西暦に比べてデメリットがたくさん?

日本人なら普通に使っている「元号(年号)」ですが、その実用性に疑問を感じた人は少なくないかも知れません。

日本史の勉強をした時の事を思い出してもらえば分かると思うのですが、元号と言うのはそもそも覚えるのが大変です。そして前後の繋がりを覚えるのにも苦労します。

西暦との繋がりが分かりにくく、元号「〇〇」と言われても、そもそもの知識が無ければ、それが西暦何年なのか全くピンと来ません。

そしてその年号の終わりがいつ訪れるのか分からず、特に事務手続きの書類を作る時には苦労があるでしょう。パソコンのシステムを作る時など、元号が変わる際にはエラーの原因となる可能性もありますね。

それに比べて西暦のメリットはとにかく分かり易い、という事です。

毎年確実に1が足されていくだけ。前後の関係を迷う事など有り得ないですし、人類史が続く限りは西暦もずっと続くでしょう。元号の未来は分かりませんが、西暦の未来はカンタンに予測できます。

本を書くときなどに、「西暦3000年の人類はどうなっているのか?」とは書けますが、「平成1000年の人類はどうなっているのか?」とは書けません。

この様に、元号には実用レベルでのデメリットがたくさんあります。

このデメリットに耐えかねて「元号廃止論」の様なものが一部であるのです。

元号の廃止は現実的?伝統などの面で難しい?

日本は長い歴史のある国です。

その歴史は元号と共にありました。

ですから、「実用性が低い」という理由で元号が廃止される事は有り得ないはずです。

相当な反発が各方面からあるでしょう。

なんでもかんでも合理化すればいいという訳ではないのです。

ただし、やはり「実用性」の問題はあるかと思います。

ですから「事務手続きなどの書類には原則西暦を使い、元号は文化として残す」というバランスを取るのがいいのかも知れません。(文化として残す、という事が具体的にどういう事なのかは難しいですが・・・)

役所の手続きなどでは「元号での記入を必須」とするものも多い様ですから、それらを「原則西暦」とするのは良いと思います。

日本独自の紀元「皇紀」

現在元号を使用している部分を西暦に変更する事は「不敬」とする意見もあるでしょうが、これは難しい問題もあると思います。

日本には明治5年に制定された「皇紀」という日本独自の紀元(神武天皇の即位を元年としている)があるのですが、それを今から使用する・・・というのも少し無理があるかも知れません。

ちなみに、2016年を皇紀に直すと「2676年」となります。

他国によってそういう「こだわり」「文化」の様なものはある

西暦の他に「元号」を使い続けている日本は意固地なのかと言えばそうではありません。

例えばアメリカでは世界中で使われている「メートル」「キロ」は主流ではなく、「ヤード」「マイル」「ポンド」が主流です。

そのアメリカでも徐々にキロメートル法が浸透しているらしいですが・・・。

日本もそういった転換期にはあるのかも知れないですね。

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