9【皇室は近親婚?】今上天皇と美智子様が結婚するまでは近親結婚?・理由・なぜ今上天皇で一般人と結婚をしたのか

Crown_Prince_&_Princess_&_Emperor_Showa_&_Empress_Kojun_wedding_1959-4

藤原氏の外戚関係築き

皇室が近親結婚になってしまったのは、藤原氏の政略結婚でしょう。一番わかりやすい例としては、藤原道長の娘達です。

当時は一条天皇の時代でした。一条天皇には、長女の彰子を嫁がせ、次代の三条天皇には次女の妍子を嫁がせています。

そもそも一条天皇の母宮は道長の姉ですから、一条天皇と彰子は従兄妹同士と言うことになります。更に、二人の間に生まれた親王には、どちらにも彰子の妹達を嫁がせているのです。

特に第一親王は11歳位の時、叔母に当たる9歳も年上の威子と結婚しています。第二親王は、やはり叔母に当たる2歳年上の嬉子と結婚しています。

どうでも自分の血が入った孫を次代の天皇にという道長の執念を感じますが、9歳も下の甥と結婚させられた威子の気持ちを思うと気の毒になりますね。

皇后になる家柄

何時の頃からか、皇后になるべき皇太子妃は皇族、若しくは五摂家(近衛、鷹司、九条、二条、一条家)から選ぶと言う決まりになっていました。尊い血を受け継いでいく為でしょう。これでは近親婚になるのも当たり前ですよね。

でも、中宮(今で言う皇后)は皇族や五摂家から選ばれても、実際に男児を産んだのは皇族や五摂家以外の側室ばかりですから、実は近親婚で天皇になった方は鎌倉時以降おられないのです。

今上天皇が一般人と結婚したのは?

今上天皇は皇室会議で美智子様との結婚が認められるか、とても案じていらっしゃったと言います。
昭和天皇が『人間宣言』をなさっても、「皇室の伝統・しきたり」などに拘る人達が多かったので反対される可能性も高かったからでしょう。

皇室があることで、また皇室と関係がある限り、身分制度が廃止されても、自分達のアイデンティティを保つことが出来る人達がいるからです。

でも、現在の「皇室の伝統」は学者の方達が言うように、殆どは江戸時代に出来たもので、古代から続いているものではありません。

今上天皇が身分で人を見ず、美智子様を選ばれたのは大変ご立派だったと思います。美智子様が認められたのは、身分制度が無くなってしばらく経っていたこともあったかもしれません。

皇室会議でも、美智子様の人柄の立派さの他、先祖は貴族議員だったり、公家に通じるような家柄であることもあったと思いますが(それらは故意に公表されませんでしたが)、何より今上天皇のお気持ちを周りが尊重したのでしょう。

「近親婚の弊害」を避ける為に美智子様をと言った人もいたようですが、古代の皇室では母親が違えば兄妹でも結婚が許されていた程ですし、「近親婚の弊害」についての科学的根拠についてははっきりわかっていないようです。

これからは自由に

これからは一般人が皇室に入ることが当たり前になっていくでしょう。

そして、天皇家は国民総てを平等に、その幸せを祈って下さっているのですから、身分に拘わることなく、妃殿下や皇后に相応しい女性を選ばれることを願いたいですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク